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武蔵ヶ辻第四地区市街地再開発組合 金沢市の中心市街地にて建物建て替えて街区更新 認定民間都市再生事業に認定

2009.02.09 15:26

 国土交通省は、1月30日、武蔵ヶ辻第四地区第一種市街地再開発事業を、認定民間都市再生整備事業に認定した。
 事業施工期間は平成19年2月8日から平成21年3月25日までで、整備事業区域は石川県金沢市青草町88番地の約5410㎡。
 同都市再生整備事業の目的は、金沢市の中心市街地の市場施設において、老朽木材家屋が密集した区域にあって、建物の建て替えにより市場施設の更新、建物の不燃、耐震化を図りつつ、商業施設や公共共益施設の整備を図るもの。
 1階は、降雨雪量の多い北陸地区において、来街者が快適に過ごせるよう敷地内に公共敷広場と一体的な利用が可能なオープンスペース、バス待合スペースを併設するほか、建物内にアーケード付市街地と同じ商環境を備えた24時間開放型の道路を整備する。
 また、3階および4階の保留床を金沢市が市民交流センターを整備する予定だ。
 今回の整備事業で開発される建物は、敷地面積約4827㎡、地上5階建てで、延床面積は約1万7348㎡の規模となる。用途は店舗、事務所、自動車車庫、自転車駐車場となる。




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