週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

フロンティア不動産投資法人 西武新宿線沿線の不動産信託受益権を取得

2009.02.23 11:57

 フロンティア不動産投資(東京都港区)は、「マックスバリュ多無芝久保店」の信託受益権を取得した。取得価格は3億1000万円。取得先である三井不動産は、同投資法人の資産運用会社である三井不動産フロンティアリートマネジメントの100%親会社だ。
 同物件の敷地面積は8703・21㎡、延床面積は7593・28㎡。平成17年3月7日竣工のS造地上2階建てである。
 賃借人はイオンリテール、現況は一棟貸となっている。平成37年3月18日までの建物賃貸借契約となっており、年間賃料は2億3000万円だ。
 テナントとして、1階に食品スーパーのマックスバリュが入居しており、2階にはダイソー、ABCマート及びハニーズなどの専門店が出店している。
 今回の取得の理由として、同投資法人は西武新宿線「田無」駅から南西約1kmに位置し、戸建住宅及び集合住宅が林立するという立地条件を挙げている。都市近郊部の立地としては良好なマーケットボリュームを擁する点を評価したとのこと。




週刊不動産経営編集部  YouTube