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NTT都市開発/ほか 品川・芝浦水再生センターの開発事業者決定 下水道局の地下施設上部に環境配慮型複合ビルを合築

2009.03.16 17:36

 NTT都市開発、大成建設、ヒューリック、東京都市開発、NTTファシリティーズ、および日本水工設計(以下同グループ)は、昨年7月22日に広告された東京下水道局主催の「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用者公開募集」に応募し、総合評価一般競争入札方式による事業者選定の結果、今年3月2日に落札者として選定され、10日、東京都下水道局と基本協定を締結し、事業者として決定された。
 同グループの計画では、東京都下水道局が地下に整備する下水道施設の上部に、合築の手法により業務・商業系ビルを「環境モデル都市」の核となる「環境モデルビル」として構築し、「21世紀の持続可能な都市づくり」を目指していく。
 開発対象区は東京都港区港南一丁目にある芝浦水再生センター敷地内の約5万㎡。ここに地上32階地下2階、延床面積約18万㎡の、事務所と店舗の複合ビルを開発する。環境配慮型の業務・商業系ビルを合築し、重要な交通の結節点であるJR「品川」駅に近い立地と構成を活かして、周辺と連携したビジネス拠点を創出していく。




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