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東京建物/大崎ファーストステージ 「大崎センタービル」が竣工 再開発が進むJR大崎駅前に17階建てオフィスビル完成
2009.04.06 12:22
東京建物(東京都中央区)は、東京都品川区大崎1丁目において建設を進めてきた「大崎センタービル」が3月31日に竣工したと発表した。
このプロジェクトは、大崎ファーストステージが事業主となりオフィスビルを建設するもの。東京建物はその開発業務を受託し、事業の推進にあたっていた。
同ビルの敷地面積は5420㎡。構造は地上17階地下2階建てで延床面積は3万7798㎡。
外周部の良しを基調とした柱による特徴的な外観デザインを持ち、RCコアウォールや制震ダンパーによる高い耐震性能を確保しながらも、柱型を貸室内に設けない構造を採用し、4階以上の事務所フロアは専有面積500坪超の完全無柱空間を実現している。なお1階及び2階には飲食店舗等が入居し、3階オフィスエントランス内にはカフェが入居している。
また、隣接する街区とはペデストリアンデッキで結ばれ、その間を吹き抜け空間でつなぐことで、大崎駅東口地域の歩行者ネットワークの形成に寄与するとともに、飲食店舗群との有機的な連携が図られている。