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<居心地の良さを追求>アジャイルメディア・ネットワーク トイレに関する30代の意識調査を実施
2009.04.27 16:29
アジャイルメディア・ネットワーク(東京都渋谷区)は、TOTO(北九州市小倉北区)と共同で、30代の男女500人に対して「自宅で過ごす時間を大切にする30代のトイレに関する意識調査」を実施した。
この調査結果によると、トイレを「ホッとできる空間」と考える人は53・6%と、「用を足すだけの空間」と考える人の2倍近くに達していた。また、全体の75・4%がトイレの空間づくりに「関心」や「こだわり」を持ち、その「こだわり」としてアイテムや空間全体の「色の統一」を挙げた。さらに、トイレの模様替えをできるとしたら、挑戦したいことは「消臭・脱臭機能をつける」、「収納場所・スペースを設ける」「節水型に変える」などが上位を占めている。そのほか、知人・友人宅のトイレで「センス」や「清潔さ」を気にする人は98・2%に上るという結果も出た。
全体を通じて、未既婚で大きな意識の差は見られず、男女で比較した場合、女性の方が男性より「こだわり」や「関心」を強く持つ傾向があり、「居心地の良さ」で重視するポイントでは、男性は「臭い対策や清潔さ」を多くあげ、女性はそれに加えて「アイテムの色やデザイン」など空間づくりを重視する傾向が強く見られる結果となった。また、トイレ空間を自由にデザイン・開発できたらという問いに対しては、「音楽」「広さ」「空気」に関する回答が多く見られた。