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JR東日本ステーションリテイリング エキュート日暮里の店舗拡大
2009.05.18 17:17
JR東日本ステーションリテイリング(東京都港区)は、現在開業しているエキュート日暮里の既存2店舗(リブロ・東京バックハウス)にプラスして、新たに16店舗を開業すると発表した。
また、日暮里地域の人々とともに成長していくための”みんなでつくるエキュート日暮里MAP(仮称)”作成や、地球環境問題にも積極的に取り組み、”地域と環境にやさしい駅づくり”を推進するという。
同社によれば、将来的には、街の変化にあわせ、中央連絡通路までの改札内コンコースの更なる拡大を目指しているとのこと。
この出店により、同駅の開発面積は約450㎡に増加(うち既存開業部分は約150㎡)。売り場面積は従来の2倍強にあたる約380㎡となり、売上は年間約18億円を想定している。
同施設では、地球環境への取組みとして、10万㎡の緑地が広がる都内有数規模の谷中霊園に隣接する日暮里駅において、谷中霊園から見渡すことのできる駅屋根上(エキウエ)屋上緑化を施すことにより、「駅と街が融合する」仕掛けを行う。
また、エキウエ緑化により、盛夏時の屋根から伝わる輻射熱を遮断でき、駅コンコース内部の温度を下げ、快適なエキナカ空間を提供する。