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第一興商 JR「品川」駅港南口に超大型飲食ビル誕生 多様なシーンに対応する店舗構成で年間7億円見込む

2009.05.25 17:40

 第一興商(東京都品川区)は5月20日、JR「品川」駅港南口に飲食店ブランド、8フロア約380坪、座席合計600席を擁する超大型飲食店舗ビル「カナーレ品川」をオープンした。港南2丁目「品川港南口(カナーレ品川)ビル」内に各種飲食店舗を設置しており、近隣のカラオケ・飲食複合ビルとの相乗効果も期待できると見込む。
 2階から7階には、全個室で最小2名から最大70名までの宴会に対応できる炙りダイニング「楽蔵うたげ」を展開。特に7階は「贅景館(ぜいけいかん)」と名づけた、特別な日に相応しい贅沢さを演出するラグジュアリーフロアを設置。最上階8階にはデザイナーズダイニング「WINE BAR &DINING VENUS CAFE」を開業。1階に設けたアイリッシュパブ「CELTS」の3店舗で、年商7億円を目指す。
 JR「品川」駅港南口地区は、通常の乗降客に加えて新幹線利用の出張客需要、企業の接待、パーティー需要が見込める、飲食店舗にとって絶好の立地となっている。第一興商グループのカラオケ・飲食店舗事業で相乗効果を図ることも可能だ。




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