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帝国データバンク 景気動向調査結果発表 不動産業界は回復傾向

2009.06.08 11:52

 帝国データバンク(東京都港区)は6月3日、「TDB景気動向調査(全国)2009年5月調査」を発表した。
 調査結果によると、景気DIは20・7となっており、内需の下支えにより3カ月連続で改善。また、不動産業界の景気DIは22・7ポイント。これは前回と比べて1・3ポイント改善し、5カ月連続の改善となった。
 その背景として、住宅ローン減税による消費喚起や不動産価格の下落により、一部の優良物件で成約が増加したことを挙げている。
 しかし、不動産協会の現況として、同社は、金融システムは安定化に向かっているものの、世界的な信用収縮による資金調達への懸念が払拭されておらず、本格回復には至らなかったとの見解を示している。




週刊不動産経営編集部  YouTube