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東急不動産 環境配慮型のマンション 温熱環境評価で等級4を実現

2009.06.15 11:03

 東急不動産(東京都渋谷区)は、JR総武緩行線「幕張」駅から徒歩7分の立地に、住宅事業における環境配慮への取り組みを推進し、CO2排出削減に寄与するマンション「ブランズ幕張」を供給する。着工は平成21年1月13日、竣工が平成22年2月下旬を予定している。
 同社は、今年3月に販売開始した「ブランズ六義園」は、環境配慮型マンションとして、好評を得ており、販売開始3カ月で9割以上の売れ行きを記録し、ほぼ完売の目処をつけている。
 今回供給される「ブランズ幕張」は、「健康」「緑化」「エコロジー」という3つのテーマを掲げたプロジェクトであり、20年30年先まで愛される住まいであり続けたいという思いから生まれたとのことである。
 設備仕様における取り組みとして、ガス・水道・電機の使用量が見えるリモコンや省エネに役立つ高効率TES温水式床暖房などを標準装備。また、住宅性能評価に基づき、温熱環境評価の最高級である東急4を実現している。
 「ブランズ幕張」では、こうした省エネ設備の導入や自然エネルギーの活用により、CO2排出量をマンション全体で年間約19%軽減するとしている。
 物件所在地が千葉県千葉市花見川区幕張5丁目。地上8階建てで総戸数が54戸、建築面積は874・13㎡、専有面積が67・01㎡から83・18㎡となっている。




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