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プロロジス 全国初の物流総合効率化法認定物件に キリン物流の専用施設として開発
2009.07.06 11:09
物流施設の開発・プロパティマネジメントを行うプロロジス(東京都港区)は、今年7月1日、神奈川県海老名市でビルド・トゥ・スーツ型物流施設「プロロジスパーク海老名」の起工式を、同市内の建設予定地にて執り行った。
同物流施設はキリン物流の専用施設として平成22年3月の竣工を予定しており、同物流施設より約2km離れた位置にあるキリンビバレッジ湘南工場で生産される製品の保管および配送拠点として利用される計画である。
「プロロジスパーク海老名」の開発にあたって、同社は物流総合効率化法に基づき、デベロップメントを行ったプロロジスと事業者であるキリン物流が共同で総合効率化計画認定を申請し、認定された経緯がある。この設定は、物流事業者と物流施設デベロッパーが共同で総合効率化計画認定を申請し、認定された全国初のケースである。
同物流施設は低床式の物流施設であり、1階には大庇のついた荷捌きのためのトラックヤードを設けることで、雨天時にも効率の良い荷捌きが可能となっている。その他、オフィススペースや従業員休憩室、ドライバー待合室など、施設で働く従業員が快適に過ごすことができるよう配慮されている。また、敷地の北西部分に豊かな緑地帯を設けることで、従業員に憩いの場を提供すると共に、計画地周辺の緑化推進にも寄与していく。