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横浜ビジネスパーク熱供給 YBP地区の省エネ事業がNEDOの支援事業選定 冷凍機を高効率に入替 省エネルギー率7%を実現

2009.07.06 10:59

 野村不動産グループの横浜ビジネスパーク熱供給(横浜市保土ヶ谷区)は、保土ヶ谷区の「横浜ビジネスパーク」内の地域熱供給施設において、高効率冷凍機導入による省エネルギー事業が新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)より「平成21年度エネルギー使用合理化事業者支援制度」の選定を受けた。
 この支援制度は、エネルギーを使用して事業を行っている事業者が、さらなる省エネルギーを推進するための設備・技術を導入する取り組みに対し、NEDOが必要な費用の一部を補助する制度である。同街区の省エネルギー事業は、既存電動ターボ冷凍機2台のうち1台をインバータ駆動高効率電動ターボ冷凍機に、もう1台を固定速の高効率電動ターボ冷凍機への入れ替え等で、都市ガスおよび電力使用量の削減を図り、これまで以上の省エネルギー化を達成するものである。
 平成24年の機器入れ替え終了時には、省エネルギー率7・0%、省エネルギー量(原油換算)330キロカロリーを実現することなどが、NEDOより高い評価を受けての選定となった。




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