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東急不動産 従来より価格を抑えた新シリーズ募集開始 安全にかかわる部分そのままに実費負担額を8割程度に抑える

2021.07.06 10:55

 東急不動産(東京都渋谷区)は、平成12年の介護保険制度の施行を契機として、平成15年よりシニア住宅事業を進めており、同事業の基幹ブランドである「グランクレール」シリーズに加えて、従来のシリーズより共用部・サービスを効率化することで、価格を抑えた新シリーズ「クレールレジデンス桜台」の募集を7月から開始、10月からの開業を予定している。
 「グランクレール」シリーズは、質の高い居住空間と、ホテルのような共用部とサービスを備えた「住まい」として、要介護時には介護専用住宅への移り住みを保証する際、「現在の快適」と「将来にわたる安心」を兼ね備えており、好評を博している。
 この度募集が開始された「クレールレジデンス桜台」は、「質の高い居住空間」や介護住宅への移行保証などの「安心」にかかわる部分はそのままに、共用部やサービスの一部を効率化した「住まい」で、「グランクレール」シリーズに比べて入居者の実質負担額を8割程度に抑えている。
 その他の特徴としては、東急田園都市線「青葉台」駅から徒歩約15分。バス停からも至近で、周辺には病院、スーパー、公園などがあり、交通利便性・生活利便性に優れている。
 建物は地上5階建て72戸、居室面積が40~71㎡。バリアフリー設計も採用されており、緊急呼び出しボタンなどの緊急対応設備も備えている。




週刊不動産経営編集部  YouTube