週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

大和ハウス工業 CASBEEまちづくりで第一号のSランク取得 マンションの屋上には太陽光パネル設置 CO2を街区まるごと20%削減に採択も

2009.07.13 17:43

 大和ハウス工業(大阪市北区)は、埼玉県の越谷レイクタウン内で一体開発した街区、(「レイクタウン美環の杜(戸建て住宅街区)・D’グラフォート レイクタウン(分譲マンション街区)」が、(財)建築環境・省エネルギー機構より「CASBEE――まちづくり」のSランクの評価認証を受けた。
「CASBEE――まちづくり」におけるSランクの認証は、同物件が第一号案件となっている。
 同社は「越谷レイクタウン」における環境に対する取り組みとして、「積極的に自然の恵みを享受しながら快適で、かつCO2排出量を削減できるくらし」を目標に、戸建て住宅街区と集合住宅街区の一体開発を行い、環境共生のまちづくりに取り組んできた。
電線類の地中化や緑化による良好なまちなみ・景観形成に配慮した戸建て住宅街区に、マンションの屋上には太陽熱利用システムを設置。その他、子立て住宅には間伐材を利用した雨水利用タンクなどが設けられており、「自然と調和した街づくり」を進めてきた。先般は環境省の「街区まるごとCO2 20%削減」に採択されるなど、街づくりの推進に対して高い評価を得られている。




週刊不動産経営編集部  YouTube