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パナホーム　型式部材等製造者認証取得の工業化住宅　都市部市街地での新築・建て替え需要に対応

2009.07.27 17:10

　パナホーム（大阪府豊中市）は、重量鉄骨構造の工業化住宅「ソルビオス」の４階建て・５階建てタイプが、住宅業界で初めて建築基準法に基づく『型式部材等製造者認証』を取得し、７月１４日に認証書が交付されたことを発表した。
　４・５階建て住宅は、建築基準法において「大規模な建築物」に該当。平成１９年６月の改正建築基準法の施行で、建築確認申請には詳細な構造耐力計算書等の提出が必要となり、申請に要する期間と費用が増加する傾向にあった。
　『型式部材等製造者認証』は、建築基準法に基づく制度で、形式適合認証を受けた部材等を適切な品質管理のもと認定型式どおりに製造できる者であるかどうかを審査し、日本建築センターをはじめとする機関が認証するもの。『型式部材等製造者認証』があれば、認証に係る部材などは型式に適合するとみなされ、個々の建築確認や検査時の審査が大幅に簡略化され、手続き期間の短縮と費用の削減が図れる。
　「ソルビオス」４・５階建てタイプは、独自の重量鉄骨構造や工場生産による高品質の部材を採用し、高い施工精度、頑強な耐震性能等を備えた工業化住宅で都市部市街地での新築・建替え需要に対して柔軟に対応可能である。