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ファーストロジック 1月~3月が価格の底と分析

2009.08.03 11:31

 不動産投資物件の逆オークションサイトを経営するファーストロジック(東京都港区)は、自社が運営する「楽待」を通じて集計した住居系不動産市場の動向を発表した。
 具体的に記されているのは、同サイトに登録された「売却希望者の新規登録物件」と「購入希望者の問い合わせ物件」の販売価格と利回りの平均値であり、平成20年1月~3月から右肩上がりにあった希望利回りは平成21年1月~3月をピークに若干の下落を見せた。同社はこの現象を「この傾向から、平成21年1月~3月が物件価格の底と見ることが出来ます」と分析。
 なお販売価格に関しては、新規登録物件と問い合わせが発生した物件の差額が前四半期より小さくなっており、融資状況がより厳しくなりエンドユーザーが求める物件販売が下がってきた影響だと考えられている。




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