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森ビル 上海環球金融中心がギネス認定 約477mで世界最高層の展望台 ビル内では開業1周年のイベントも
2009.09.07 11:45
森ビルグループが運営する中国・上海市の超高層複合ビルプロジェクト「上海環球金融中心」内にある「上海環球金融中心展望台」は、開業1周年を迎えるとともに、世界最高層の展望台として「ギネスブック」の認定を受けた。また、同ビル内の「パークハイアット上海」も「ギネスブック」の同時認定を受けている。
「上海環球金融中心」は平成20年8月に竣工した地上101階、延床面積は約38万㎡、敷地面積約3万㎡の超高層複合ビルで、高さ492mは台湾・台北市の「台北101」(508m)に次いで世界第2位を誇っている(平成21年9月現在)。
同ビルの94階から100階にある「上海環球金融中心展望台」は、長さ55mの展望ブリッジ「スカイウォーク100」、ガラス天井部が開口し外気を取り入れることのできる「スカイウォーク97」、上海市内の眺望を背景にイベント・展示会を行うことができる「スカイアリーナ94」などで構成され、今回最上階の100階部分(海抜477・96m)がギネス・ワールドレコード社より世界最高層の展望台の認証を受けた。同展望台では開業1周年を記念して、「上海環球金融中心」を撮影した写真コンテストなどが行われる。