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環境省/千代田区/ほか 「低炭素社会『発見』in千代田」開始 都市型コミュニティサイクル実験も同時開始
2009.10.05 11:08
千代田区を環境モデル都市として低炭素社会に向けた取り組み周知
チーム・マイナス6%などが企画するイベント「低炭素社会“発見”in千代田」が10月1日から2ヵ月間にわたり開催される。これは、チーム・マイナス6%(環境省)、千代田区、大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会が、千代田区を環境モデル都市として低炭素社会に向けた取組をパンフレットとツアーで広報するもの。
パンフレット「低炭素社会“発見”エコまちマップin千代田」には千代田区内のコミュニティサイクルなどの新しい交通システムや、太陽光や風力などの自然エネルギー発電、省エネルギー対応のビルや地域冷暖房、屋上・壁面緑化やビル菜園などの情報が盛り込まれており、公共施設や主要ビルにて配布される。
また、これにあわせ、初日にあたる10月1日にはキックオフ・イベントが開催され、子供向け体験ツアー「低炭素社会“発見”エコまちツアーin千代田」が実施されると共に、千代田区内で実施される「都市型コミュニティサイクル社会実験」が披露された。
丸の内オアゾ(東京都千代田区)で開かれたキックオフ・イベントには田島一成環境副大臣、石川雅己千代田区区長のほか駐日デンマーク大使、片山右京氏らが出席して低炭素社会の実現に向けた取組や、自転車の利用によるCO2の削減などについて語った。これに続いて、コミュニティサイクルの試乗をはじめとして、前述のパンフレットに紹介されているスポットを一日をかけてめぐる子供向け体験ツアーが一日をかけて行われた。