週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2009.10.05 10:32
■コスモスイニシアが事業再生ADR手続成立
コスモスイニシア(東京都千代田区)は9月28日開催の第3回債権者会議の続行期日において、同社の債務の一部免除及び債務の株式化などの金融支援を含む事業再生計画について全対象債権者から同意書の提出を受け、事業再生ADR手続が成立した。
■武生商業開発が民事再生法の適用を申請
武生商業開発(福井県)は9月28日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。同社は福井県内の小売業者らが出店するショッピングセンター「シピィ」を運営。また、平成13年にはスーパー銭湯「アクアシピィ」なども開業していた。
■住友林業が海外住宅事業を拡充
住友林業(東京都千代田区)は、オーストラリアの100%子会社スミトモ・フォレストリー・オーストラリアを通して、9月14日付で、オーストラリアで住宅の施工販売を行うヘンリー・プロパティーズ・グループの持分50%取得に関する持分売買契約等を締結したことを発表した。同社は本件により、堅調な人口増加を背景に今後成長が見込まれるオーストラリア住宅市場において、事業基盤の更なる強化を目指すとしている。
■未来予想が貸会議室紹介サイトをオープン
未来予想(東京都港区)は、同社が青山地区にて運営する格安貸会議室を、活用法と共に詳しく紹介する貸会議室紹介サイト「conference-roop.jp」をオープンした。今後の展開として、同社は貸会議室の選択基準など、今後様々なコンテンツを充実させ、ベンチャー企業における貸会議室の活用を支援していくとしている。
■東急コミュニティーが安心・安全を提供する新サービスを展開
東急コミュニティー(東京都渋谷区)と東急セキュリティ(東京都渋谷区)は、東急線沿線で東急コミュニティーが管理受託するマンションの高齢者及び子育てファミリーを対象に、セキュリティ-メニューを紹介する「あんしんノート」を10月から共同展開する予定である。両社は、この取り組みをマンション居住者へのサービスの拡充として位置づけ、今後も更なるサービス展開を図るとしている。