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清水建設 次世代エネルギー技術を開発・実証

2009.10.19 15:21

 清水建設(東京都港区)は、紙ゴミや廃木材および食品残渣などの様々なバイオ系廃棄物を、短時間で効率よく電気や燃料に転換できる次世代エネルギー技術「ビル・バイオマスター」の実証プランドを、江東区の同社東京木工場に設置。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究事業として、今後2年間の実証運転を行ったうえで最先端の環境技術の完成を目指す。
 これは様々な種類のバイオ系廃棄物を高温熱分解したバイオガスから、電力とバイオメタノールを作り、さらに廃熱も利用するハイブリット型エネルギーシステムである。高カロリーで燃焼性に優れたバイオガスを用いた発電と、貯蔵・運搬に適したバイオメタノール、異なる特性を持ったエネルギーを作り出し、これらを使い分けることで効率的なエネルギー供給を可能にするものである。




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