週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2009.11.02 17:32
■国土交通省が緊急雇用対策を発表
国土交通省は10月23日、緊急雇用対策を発表した。基本的な方針として、1、情勢に即応して「機動的」に対応する。2、「貧困・困窮者、新卒者への支援」を最優先する。3、「雇用創造」に本格的に取り組む。不動産に関わる項目としては、住宅ローンの借入者に対する金融の円滑化を通じた生活の安定化を図るための施策の策定・推進、建設企業の推進、住宅リフォーム市場の活性化及び木造住宅の振興を行うとしている。
■ミサワホームグループ社員が第51次南極地域観測隊員に
ミサワホームグループ(東京都新宿区)の社員である秋元茂氏及び坂下大輔氏は、第51次南極地域観測隊員に選ばれ、11月に南極昭和基地に向けて出発する。両名の参加により、同社グループからの南極地域観測隊参加は累計7人となる。
■名古屋鉄道がホテル事業を譲渡
名古屋鉄道(名古屋市中村区)は、連結子会社である伊良湖リゾート及び浜松名鉄ホテルの同社保有全株式を、国内各地においてホテル46施設を展開するホテルマネージメントインターナショナルグループを形成するシンリョーに譲渡する方針を決議、同グループと株式譲渡に向けた基本合意書を締結したと発表。今回の株式譲渡は同社が平成21年度を初年度とする現・中期経営計画において、推進しているグループ経営改革の一環としている。
■藤澤建設が特別精算開始を決定
藤澤建設(東京都豊島区)は、東京地裁により特別清算開始決定を受けた。同社は昭和42年創業、東京都の城北・城東地区及び埼玉県内を主力エリアに、自社ブランド「ローヤルシティ」でファミリータイプマンションの販売を展開していた。負債は約38億円。
■コスモスイニシアが希望退職募集の結果を発表
コスモスイニシア(東京都千代田区)とコスモスモア(東京都千代田区)は、平成21年8月28日付で公表した希望退職募集の結果を発表した。同社によると、希望退職者の募集人数が2社合計で360名程度。募集期間が9が宇t17日から10月16日であった。応募者数はコスモスイニシアが317名、コスモスモアが43名で2社合計360名。今後の見通しとして、人件費の削減額は年間約3500万円を見込んでいる。