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トップリート投資法人 神田錦町に立地のオフィスビルを取得
2009.12.21 17:26
トップリート投資法人(東京都中央区)は、国内不動産新宅受益権の取得を決定したと発表した。
取得を決定した物件は「住友商事錦町ビル」。同物件の投資判断にあたっては、大手町・丸の内エリアに近接しており、建物スペックもテナントニーズを満たす水準を確保していることを特に評価したとしている。
同物件は、東京メトロ東西線「竹橋」駅から徒歩約3分の千代田区神田錦町三丁目に立地し、複数の地下鉄を相互に乗り入れるなど優れた交通利便性を有している。また、同物件が位置するエリアはビジネス街の中心地である大手町・丸の内地区に近接していることから、古くからオフィスエリアとして成熟していることに加え、周辺エリアでは大規模な再開発が予定されているので今後の発展もきたいされるという点が評価されている。建物においても、築年数は経過しているものの、平成13年11月に大規模なリニューアル工事を実施し、最新のオフィスビルスペックと比較しても遜色ない仕様となっており、テナントニーズを十分満たす設備水準を確保していることも、評価ポイントとなっている。
同投資法人は今後も東京都心のオフィスビルに重点を置き、安定的な配当を行えるポートフォリオ構築を推進するとしている。