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NREG東芝不動産 CREの一環として本郷三丁目の再開発計画に着手 隣地もあわせて取得し一体的中一を行う
2009.12.28 16:04
野村不動産グループのNREG東芝不動産(東京都港区)は16日、文京区本郷三丁目にて東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)旧東京本社跡地の再開発事業として進めている「(仮称)本郷三丁目ビル」の建築に着手したと発表した。
この計画は東芝メディカルシステムズがグローバル本社機能の強化を図るため、本社機能を東京から那須に統合移転したことに伴い、東芝グループに対するCRE事業の一環としてNREG東芝不動産が土地を取得し、隣地も合わせて取得することでオフィスビルとして一体的に再開発を行うものである。
物件の敷地面積は724・48㎡、延床面積は5083・04㎡、規模は地上8階地下1階である。同物件は医療関係企業街である本郷三丁目の中心部に位置し、地下鉄2路線を利用できる「本郷三丁目」駅から徒歩5分という優れたアクセス利便性に加え、基準階で約132坪の事務スペースを長方形の無柱空間とし、また、27台分の駐車場を設けることにより、ビジネスに不可欠である機能性と快適性を実現する充実したスペックを備えている。