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日本ビルヂング協会連合会 環境への取組に対するインセンティブ制度導入働きかける 健全で持続的なビル経営を目指すとスピーチ
2010.01.18 16:58
日本ビルヂング協会連合会を含め関係6団体による新年賀詞交歓会が7日、港区のホテルオークラで開催された。
冒頭の挨拶に立った同連合会の会長である高木丈太郎氏は、「温室効果ガスの削減が地球の未来のためにも大きなテーマになっている」とビル業界における環境対策の必要性に触れ、「CO²25%削減という数値は簡単には達成できません。当連合会としては、オフィスビルの省エネに対してインセンティブを与える制度の創設に向けて、国に働き掛けていきたい」と述べた。
また、今年で創立70周年を迎える同連合会については「「当連合会にとって2010年は創立70周年を迎える記念すべき年になります。業界全体で力を結集して、健全で持続的なビル経営、活力となる都市づくりに取り組んでいきたい」と語った。
さらに来賓の挨拶には、国土交通省の馬淵澄夫副大臣が登壇。「新たな成長エンジンを国土交通省から生み出していく、ということに注力していきたい」とスピーチを行った。