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森ビル 築41年の「虎ノ門15森ビル」がリニューアル 耐震改修とオフィススペックが向上 省エネ機器の導入等でCO2約17%削減
2010.02.08 17:26
森ビル(東京都港区)は1月27日、港区虎ノ門2丁目のオフィスビル「虎ノ門15森ビル」の各種設備更新・耐震改修などのリニューアル工事完了を発表した。
同ビルは昭和44年5月の竣工で規模は地上10階地下1階塔屋2階、延床面積は1万1226・98㎡、今回の耐震改修工事は平成21年1月から、リニューアル工事は同年3月からスタートし、12月をもって全ての工事が完了となった。
具体的に見てみると、ビル全体ではブレース・耐震壁の新設による耐震性能の向上、オフィス空間では空調方式・照明器具の変更などでCO2排出を16・8%削減、OAフロアの実装と同社独自のグリッド型天井システム「フォレストシーリング」の導入などとなっている。