週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

昭栄 西新井駅西口に商業施設が4月開業

2010.02.08 17:19

 昭栄(東京都千代田区)は29日、足立区の東武伊勢崎線「西新井」駅西口で開発中の商業施設「PASSAGGIO(パサージオ)」を4月下旬にオープンすると発表した。施設は東京都の「防災都市づくり推進計画」に基づいた、「西新井」駅西口再開発計画の最終仕上げに当たるものであり、足立区およびUR都市機構の協力を得ながら進められている計画である。
 施設の敷地面積は5080㎡、延床面積は2万5131㎡で、規模は地上4階地下3階となっている。「パサージオ」とはイタリア語で「通路」を意味し、施設中央に吹き抜け空間と植栽や憩いのスペースを設け、駅と住まいを結ぶ心地よい小径(パサージオ)を提供する。施設のデザイン監修には米国のデザイナー、フェルナンド・ヴァスケス氏を起用し、地上部分は吹き抜け通路を挟んで2棟の建物で構成。地下部分は食品フロアのほか、駐車場・駐輪場を設け駅周辺環境への配慮がなされている。




週刊不動産経営編集部  YouTube