週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2010.02.15 15:40
■アドバンス・レジデンス投資法人が不動産投資信託市場への上場承認
アドバンスレジデンス投資法人(東京都千代田区)と日本レジデンシャル投資法人は、両投資法人の株主総会における新設合併契約の承認後、新設合併後の新設合併設立法人となるアドバンス・レジデンス投資法人の東京証券取引所の不動産投資信託証券市場への上場を目指していたが、1日に東京証券取引所より新投資法人の投資証券の同市場への上場について承認が得られたことを発表した。
■ヒューリックグループが新中期3ヶ年計画を策定
ヒューリック(東京都中央区)のグループは、平成24年までの中期経営計画を策定した。同計画は不動産賃貸事業を核としたユニークなビジネスモデルを発展させ、永続的な企業価値の増大を目指すとしている。名称は「変革と飛躍」をキーワードとして、新しい成長段階に入ること宣言する意味を込め「StepーUp2012」。主な基本戦略は、1.賃貸事業収入の大幅な増強。2.新しい成長ドライバーの育成。3.地球環境問題に対応した事業経営の推進。4.成長を支える経営基盤の更なる強化、以上4点となっている。
■国土交通省が青山建設共済会館跡地を売却
国土交通省は、国土交通省共済組合「青山建設共済会館」跡地を一般競争入札により売り払うことを発表した。入札参加申込受付期間は、平成22年2月5日から平成22年3月5日の12時まで。
■OFFIX DATAがオフィス物件検索システムをバージョンアップ
OFFIX DATA(名古屋市千種区)は、「賃貸オフィス物件検索システム」の提供を行っているが、同サービスのバージョンアップを行うことを発表した。今回のバージョンアップの主な特徴は、1.安価な作成費用、2.手間のかかるデータメンテナンスを一切不要、3.検索システムでユーザーの囲い込み、4.バージョンアップの内容として、ユーザーのプレゼンテーション用資料ををボタン一つで作成できる機能を付加している。
■技建が自己破産申請へ
技建(東京都千代田区)は、2月3日付で事後処理を川井康雄弁護士に一任した。2月中に自己破産を申請する見込み。同社はビルなど内外装のリニューアル事業、工事現場の人材派遣等を行っていた。負債は約7億円。