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シービー・リチャードエリス 全国12都市の需給バランス・今後の展望をレポート
2010.02.22 11:32
シービー・リチャードエリス(東京都港区)は、全国12都市の過去の需給バランスの推移と、平成22年の展望を解説したレポート「2010年オフィス市場の展望」を発表した。
それによると、平成20年から平成21年にかけて、12都市13エリアすべてで空室率が上昇。東京を除く全都市において10%を上回る水準となり、また、平成22年は福岡市で新規供給予定面積が抑制されるため、既存ビルの空室消化が期待される一方、横浜市、名古屋市、大阪市、仙台市では引き続き大量供給が続くことから、景気回復が進捗しないようであれば、しばらくは厳しいマーケット環境が続くことなどが示唆されている。