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日本ビルヂング経営センター　法的諸問題についての対策セミナーを開催

2010.03.01 10:35

　日本ビルヂング経営センターは２月２２日、第２９６回特別研究セミナーを開催した。
　今回のテーマは、「３時間で分かるビル経営諸問題への法的対策　ビル経営をめぐる最近の動向と法的諸問題」。吉田修平弁護士を招いて、賃料の減額請求・契約解除・不良借家人対応についての講演を行った。
　また、セミナー後半において昨年から話題となっている更新料無効判決問題についてもふれ、8月に判決が下された京都の判例について「京都の判例は特別であり、10月に下された判例からも分かるように、通常の契約であれば更新料の妥当性は認められる」との見解を示した。
　当日のセミナーは、更新料無効判決問題も取り扱ったこともあり、多くの聴講者が来場し、講演に対して熱心に耳を傾けていた。