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日本ビルファンド不動産投資法人 ポートフォリオの資産構成ならびに構築方針などを考慮 恵比寿に立地のオフィスビルの譲渡を発表
2010.03.15 10:51
日本ビルファンド投資法人(東京都千代田区)は4日、資産譲渡の決定を発表した。
同投資法人が譲渡した物件は、「NBF恵比寿南ビル」。譲渡価格は13億5000万円(固定資産税、都市計画税相当額の精算分、及び消費税等を除く)、帳簿価格が10億426万3980円となっている。
譲渡の理由については、同投資法人の規約に定める資産運用の対象及び砲身に基づき、ポートフォリオの資産構成ならびに構築方針などを考慮し、総合的に検討した結果、資産の譲渡を行うものとのこと。
譲渡物件は東京都渋谷区恵比寿に立地している。オフィスビル。構造は地上4階地下1階、延床面積2128・52㎡となっている。
同物件は平成3年2月に竣工しており、同投資法人が取得したのが、平成16年5月。その際の取得価格が10億円であった。
平成22年2月末の時点では、3テナントが入居しており、稼働率100%を実現している。総賃貸可能面積が1595・40㎡で、総賃貸事業収入が6300万円、敷金総額が9300万円となっている。
今回の譲渡による、平成22年6月期運用状況の見通しとして同投資法人は、影響は僅少であり、平成22年6月期運用状況の予想の変更はないとしている。
また、譲渡先は開示することの同意を得られていないため、企業名等の開示はしていない。