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阪急電鉄 「梅田阪急ビル オフィスタワー」が4月に竣工 日本最大のエレベータ5基をラインアップ CASBEE大阪でSランク取得
2010.03.22 13:10
阪急電鉄(大阪市北区)では、「阪急百貨店うめだ本店」が入居する「梅田阪急ビル」の建替工事を進めてきたが、平成21年9月の1.期棟低層部(百貨店部分)開業に続き、4月1日に「梅田阪急ビルオフィスタワー」が竣工となる。なお、主な入居予定テナントには、新日本有限責任監査法人、クラレ、TOTOなどが決定している。
同ビルの敷地面積は約1万7465㎡、延床面積は約33万㎡、規模は地上41階地下2階塔屋2階。梅田エリアの中でも阪急・阪神・JR・市営地下鉄の計5駅に囲まれたアクセス良好な場所に位置し、天候に左右されず5分以内でそれぞれの駅が利用可能となっている。ビル内はオフィス専用のエントランスを設け、オフィスビルでは日本最大の80人乗りシャトルエレベータ5基により、15階スカイロビーまで直通でアクセスする。また、センターコア方式の採用により、関西最大級となる約2800㎡の無柱空間を実現。天井高は2・8mと余裕を持たせ、自由度の高いレイアウトが可能なグリットシステム天井を採用している。
オフィス内では高効率照明器具の設置や高効率空調熱源機器の採用など、省エネルギー化を図る設計となっており、同ビルは百貨店フロアも含めてCASBEE大阪(大阪市建築物総合環境評価制度)でSランクを取得している。