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野村不動産 第3回大阪サステナブル建築賞で「御堂筋野村ビル」が特別賞受賞 市民に対する環境配慮のアピールを評価
2010.03.22 12:48
野村不動産(東京都新宿区)が特別目的会社「御堂筋みらいデベロップメント」を組成の上、開発を推進した「御堂筋野村ビル」が、「第3回大阪サステナブル建築賞」の特別賞を受賞した。
同ビルは大阪ビジネスエリアの中心である御堂筋に面した、平成21年2月竣工、延床面積2万963・45㎡、地上14階地下2階のオフィスビルである。受賞に当たっては断熱複層ガラスや照度センサー付照明、窓際に配慮した空調システム、免震構造の採用、屋上緑化などの環境配慮を行っていることや、日本初のビルトイン方式のドライミスト装置を導入し、環境配慮を市民にアピールしている点が、都心のオフィスビルの特別な取り組みのモデルとなる建築であることが評価された。
同社グループでは今後も省エネルギー・CO2排出削減に向けた、環境に配慮した優良なオフィスビルの提供を目指すとしている。