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レンタル収納スペース協議会 一般社団法人化についての協議を総会にて
2010.05.17 17:21
レンタル収納スペース協議会(東京都港区)は、5月7日、千代田区大手町のKKRホテル東京において、平成22年度協議会定例総会及び第22回理事会を開催した。
同会は、レンタル収納スペース業者や大手電鉄系事業者が発起人となって設立された協議会であり、レンタルスペースサービスの利用者である一般消費者が、常に安心・安全に収納スペースを利用できるよう、また適切な情報を提供していけるよう、様々な課題を協議してきた。
消費者保護とサービス向上を目的とし、これまで①消費者への情報提供、②モデル約款の導入や保険の整備、③安心・安全な会員事業者への協議会推奨マークの付与、④協議会会員間の情報交換、などを行ってきた。この度の総会や理事会で議題となった主なテーマは、今年9月をめどに目指す、同会の一般社団法人化についての協議である。
同会は、厳しい加盟基準を設け、業界を先導する優良企業による任意団体として活動してきたが、事業者数、施設数も増え、今後更に業界が発展するためには、消費者保護をより明確にした、業界を代表する公共性の高い団体が必要であると判断。今後同会は、法令遵守する事業者に広く門戸を開いた会に衣替えし、社会の公器に相応しい組織形態として、一般社団法人化することとした。
具体的には、現在協議会に加盟している企業が核となって現在の会則の見直しおよび加盟基準の明確化を行い、全国の企業に幅広く参加を促しながら9月末までの社団法人化を目指していく。