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押入れ産業　業界初のショッピングセンター内レンタル収納スペース

2010.05.24 17:14

イオンリテールと出店契約を締結「マックスバリュ田無芝久保店」に施設入店
　フランチャイズチェーンとして全国主要都市でトランクルーム事業を展開する押入れ産業（東京都港区）は５月２８日、イオンリテールと出店契約を締結し、イオンが運営する西東京市のショッピングセンター、「マックスバリュ田無芝久保店」内にレンタル収納スペース（ＲＳＳ）をオープンする。同施設２階テナントの一区画、延床面積９０㎡に、１・０㎡から、４・６㎡までの広さの部屋を３０室設置する予定。ショッピングセンター内にレンタル収納施設が入店するのは業界初。
　同施設にはＩＤカード認証システムや、ＷＥＢカメラを利用した遠隔監視システムを導入、また、警備会社セコムとの連携も強化し万全のセキュリティ体制が取られている。利用時間は９時から２１時まで。施設の営業日にあわせて年中無休で運営される。
　既存に展開していたトランクルーム事業では倉庫事業者が中心のため、保管場所が住宅地から遠いことや、営業時間等の制限があることに課題があったが、消費者の寄り近くに拠点網を整備していくことで、認知度が高まりつつあるトランクルーム利用意向者を獲得していく。
　押入れ産業が直営で運営し、状況を把握しながらまずは５店舗ほど店舗展開を目指す。その後フランチャイズ店のアンテナショップとして、各地のイオングループの施設においてＲＳＳ事業を拡大していく計画である。