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東急電鉄/東急不動産 二子玉川再開発大規模マンション及び商業ビルが竣工 5月28日から順次入居が開始
2010.05.24 17:03
二子玉川東地区市街地再開発組合が施行する「二子玉川東地区第一種市街地再開発事業」において、再開発組合の組合員・参加組合員である東急急行電鉄(東京都渋谷区)が販売する大規模マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」の建物が竣工し、同物件に権利変換された権利者およびマンション契約者の入居が平成22年5月28日より開始される。
同物件は、東急田園都市線・大井町線の「二子玉川」駅前で進められている同事業の一部として建設された5棟の住宅棟および1棟の商業棟から構成されている。
平均販売価格が約8500万円と高額でありながら、供給済みの約800戸に対する契約率は約9割となっており、厳しいマンション市場の中でも、販売は順調に進捗している。また、都市と自然が融合し、都内有数の人気の住宅地である二子玉川駅前の再開発エリアに立地するため、販売開始当初から注目度が高く、今まで2万6000件を超える多くの反響があるとしている。なお、入居の時期は2期に分かれており、28階建てのタワーウエストとタワーセントラルが5月28日に、42階建てのタワーイーストと6階建てのレジデンスアクア・レジデンスフォレストが7月30日(予定)に入居開始となる。
同社は、同事業について、平成23年3月の全体開業に向けて、同事業区域内の工事を引き続き推進するとしている。