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神戸市 平成24年秋ごろに開業予定 神戸市の都心ウォーターフロント観光施設の計画変更

2010.06.14 12:03

 神戸市は都心ウォーターフロント集客・観光施設用地(かもめりあ東用地)譲受事業の計画を変更したことを発表した。
 同件事業用地において、決定事業者であるライフステージ(大阪市淀川区)及びベイサイド295(大阪市淀川区)は、サブプライム問題を発端とする金融危機により工事を中断していたが、この度、事業承継者が決定した。同市では施設の開業により、都心ウォーターフロントの賑わいが期待でき、周辺地域への経済効果も期待されることから、今回の計画変更を承認し、事業者間で手続きが完了したとの報告を受けたとしている。
 事業対象地の概要として、所在地は神戸市中央区波止場町51番地3及び52番。用途地域等は、準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)、臨海地区。面積が約1万2537㎡となっている。主な変更点として、計画予定の物販・飲食バンケット、ホテル等の複合商業施設、地上8階、延床面積2万2250㎡を、店舗(飲食・ショップ)、スイーツテラス、バンケット等の複合商業施設とし、地上6階、延床面積約1万5000㎡とした。出資者及び事業者は、日本セレモニー(下関市王喜本町)、サムティ(大阪市淀川区)。なお、開業は平成24年秋頃を予定している。




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