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日本プライムリアルティ投資法人 共有持分25%追加取得で単独所有にポートフォリオの安定化・充実を図る
2010.07.19 16:46
日本プライムリアルティ投資法人(東京都中央区)は13日、新宿区新宿二丁目に所在するオフィスビル「ビッグス新宿ビル」の取得を発表した。取得先はセントラル総合開発(東京都千代田区)で、取得価格は33億円である。取得の理由として同投資法人では、資産運用の基本方針及び投資態度に基づき東京都心における新たなオフィスビルを追加取得することによって、ポートフォリオの安定化・充実を図るためとしている。
同物件は都営新宿線「新宿三丁目」駅に直結し、敷地面積は3522・46㎡、延床面積は2万5733・10㎡。規模は地上14階地下2階で、建築時期は昭和60年4月となっている。同投資法人では以前より物件の共有持分75%を保有しており、今回同物件の共有持分25%を追加取得し単独所有となることで、資産価値の向上及び管理運営の効率化を見込んでいる。また、今後も成長が期待できる東京のオフィスに重点を置いたポートフォリオ構築を推進するとしている。