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東京急行電鉄 「たまプラーザ」駅周辺開発が10月に完成 オープンモール型の49店舗が出店 車と歩行者分離し回遊性高める

2010.07.19 16:48

 東京急行電鉄(東京都渋谷区)では、東急田園都市線「たまプラーザ」駅周辺開発計画の最終期として、10月7日に49店舗の専門店が集積したオープンモール型の商業施設「たまプラーザテラスゲートプラザ(3期)」を開業する。同施設の開業により、平成17年11月に着工した「たまプラーザ」駅周辺開発計画が完成し、「たまプラーザテラス」(全139店舗)がグランドオープンとなる。
 同施設は駅上部に人工地盤を設置して構築し、交通機能と商業機能を併せ持った施設である。建物の高さは改札口から2層または3層に抑え、たまプラーザの街の大きな特徴である開放的な街並みとの調和が図られている。
 今回開業分の延床面積は約3万3000㎡、店舗面積は約6800㎡で、全店舗を外部に面したオープンモールとし、季節を感じられる滞在製の高い空間を実現。さらに、バスロータリーや駐車場などを地下化することにより車と歩行者を分離し、駅周辺を安全・快適に回遊することが可能となっている。




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