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ヒューリック 関西圏での初の建替え事業が完成
2010.07.19 16:38
ヒューリック(東京都中央区)は15日、老朽化に伴い建替え事業を進めてきた兵庫県西宮市に所有する建物「西宮荘」について、6月に「ヒューリックレジデンス西宮北口」として竣工したと発表した。同施設は阪急神戸線「西宮北口」駅から徒歩数分の閑静な住宅街に位置し、企業の厚生施設として一括賃貸されるとのことである。
同施設の敷地面積は1476・77㎡、延床面積は2340・27㎡で、同社のレジデンスシリーズとしては関西圏で初となるが、外壁タイルなど共通の外観デザインを踏襲し、街並みに調和したデザイン計画としている。
また、今回の建替えの特徴は3点。まず1つ目は、共用部分のLED照明採用。2つ目は独立型ソーラーパネルの設置。3つ目は工期の短縮などに貢献するプレキャスト工法を採用したことであるとのこと。