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オリックス不動産投資法人 「ラウンドクロス赤坂見附」の譲渡を発表 譲渡価額は17億8500万円で15日を予定
2010.07.19 16:29
オリックス不動産投資法人(東京都港区)は、8日付けで資産の譲渡を決定し発表した。今回、譲渡を発表した資産の名称は「ラウンドクロス赤坂見附」で、譲渡価額は17億8500万円。譲渡先は来山興産(東京都港区)及び個人(非開示)となっており、譲渡予定日は15日を予定している。
「ラウンドクロス赤坂見附」は同投資法人のオフィスポートフォリオの中で、相対的に規模が小さく、築後22年が経過している。同投資法人は小規模で築年数が経過した物件を売却する一方、築年が浅く、中規模以上の有料物権を取得することで、ポートフォリオの質の向上を図りながら、資産規模の拡大に取り組んでいる。この外部成長戦略の一環として、同物件の内部成長余力、ポートフォリオ全体の資産構成及び分配金に与える影響等を総合的に勘案した結果、同物件の譲渡に至ったとしている。
同物件の規模は地上9階。敷地面積は213・81㎡、延床面積は1526・01㎡で、同投資法人は今後、物件の譲渡により得られる資金を有効に活用し、ポートフォリオの質の向上等に引き続き取り組むとしている。