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プロロジス 宮城県内で物流施設を開発
2010.08.09 14:09
プロロジス(東京都港区)は4日、ビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け)の物流施設「プロロジスパーク富谷2.」の起工式を宮城県富谷町の建設予定地にて執り行った。
同施設は仙台市に隣接する富谷町の、東北自動車道泉インターチェンジより約1kmの地点、物流拠点として交通の至便な場所に開発が行われる。建物規模は地上2階建て、敷地面積約2万9807㎡、延床面積約1万7033㎡となっている。また、集中管理による温度制御システムや高効率のセットラインを整備することで、より徹底した商品の品質管理を実現。環境面では電気自動車スタンド、蓄熱冷却システム、デシカント空調設備、LED照明、デマンドコントロールなどを導入するとともに、太陽光発電システムの導入が検討されており、環境配慮型物流施設となる予定である。
同社は今後も全国規模で物流効率化のニーズに応えるべく、施設の開発・運営を進めていくとしている。