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東京都 「ひばりヶ丘」駅北口の街並み再生方針を定める
2010.08.30 15:07
東京都は25日、西東京市の「ひばりヶ丘駅北口地区」(約4・1ha)において、「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」に基づく「街区再編まちづくり制度」を適用し、「街並み再生地区」を指定するとともに、まちづくりのガイドラインである「街並み再生方針」を定めた。
「街区再編まちづくり制度」は、密集市街地などまちづくりの様々な課題を抱える地域において、地域の実情に即した規制緩和を行うことにより、小規模な共同建替え等のまちづくりを段階的に進め、魅力ある街並みの実現を図る都独自の制度である。
まちづくりの目標としては、「ひばりヶ丘」駅北口に広がる住商密集市街地を対象として、細分化された敷地の統合、共同建替え等を促進することにより、駅前広場等の都市計画道路の整備と一体となった、駅前にふさわしい良好な街並みの形成を図り、にぎわいの維持・創出、歩行者環境の改善、利便性の向上を図るとしている。