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横浜ステーションビル JR「横浜」駅ビルの営業終了・解体が決定 昭和37年のオープンから48年の歴史に幕
2010.08.30 14:32
横浜ステーションビル(横浜市西区)は26日、JR「横浜」駅西口の駅ビル「横浜シァル」の営業を、平成23年3月27日をもって終了し閉館すると発表した。同社は昭和36年1月に設立され、翌年11月に駅ビルとして開業された。当時より、地域に密着した駅ビルとして48年間にわたり営業が続けられてきたが、建物躯体の経年化による耐震補強やバリアフリーへの対応などにおいては大掛かりな工事が必要となり、店舗としての十分な機能を確保できないことから、建物の取り壊しが決定した。
同施設では最終営業日を迎えるまでの間、セールが開催される予定となっている。なお、建物取り壊し後の建替え計画については、東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)が規模・開業時期等について、検討・協議中である。