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東京都 「御茶ノ水」駅付近の述べ約10万㎡の大規模開発 民間都市再生事業計画を認定
2010.11.01 14:48
東京都は10月25日、駿河台開発特定目的会社が開発を推進する「(仮称)神田駿河台4―6計画」について、民間都市再生事業計画の認定を行った。
計画地であるJR「御茶ノ水」駅周辺は、大学・病院・事務所・店舗など多様な用途による複合市街地を形成している。また、歴史文化資源にも富み、周辺には古書店街、スポーツ店街、老舗飲食店街等があり、多くの来街者が訪れる街である。
一方で、都市再生緊急整備地域の地域整備方針や地区計画、「神田駿河台地域まちづくり基本構想」等において、鉄道駅のバリアフリー化や歩行者のための安全で快適な広場空間・歩行者ネットワークの整備が求められている。
計画は9547㎡の敷地に地上23階地下2階建て、地上2階建ての2棟の建築物を開発するもので、前者の延床面積は10万2138㎡。用途は事務所、店舗、学校、集会場、駐車場となっている。施行期間は11月1日から平成25年3月31日まで。