週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2010.11.22 15:26
■全国12都市のオフィス需要動向を発表
シービー・リチャードエリス(日本支社・東京都港区)は17日、特別レポート「全国オフィス需要動向を考察する」を発表した。全国12都市の賃貸オフィスビルの募集・成約面積やテナント移転動機の傾向を平成19年からたどり、現在の状況を解説している。これによると、東京は平成21年後半からオフィス移転が復調しているものの、空室募集面積も高止まりの状況にあるとのこと。
■森トラスト総合リート投資法人、四半期決算を発表
森トラスト総合リート投資法人(東京都港区)は15日、平成22年9月期の決算を発表した。これによると、同期の営業利益は60億5600万円、経常利益は48億6000万円、純利益は48億5900万円であった。また、分配金につきては投資口1口あたり2万79円となっている。
■世田谷区上用賀の有料老人ホームを取得
東急不動産(東京都渋谷区)は16日、東京都世田谷区上用賀に所在する住宅型有料老人ホーム「バーリントンハウス馬事公苑」の土地建物を取得し、名称を同社のシニア住宅ブランドである「グランクレール」を冠した「グランクレール馬事公苑」に変更した。同物件の土地面積は7792.84㎡、延床面積は1万7576.60㎡となっており、同社では今後も様々なスキームを用い、シニア層に向けた住まいの提供を進めるとしている。
■奈良県養徳学舎整備事業が完了
ヒューリック(東京都中央区)は12日、東京都文京区小日向にて進めてきた奈良県養徳学舎整備事業において、「ヒューリックレジデンス茗荷谷」が完成したことにより整備事業が完了したと発表した。同事業は老朽化した奈良県養徳学舎の建替え都同時に、敷地余剰部分を民間事業者が50年間定期借地し、収益施設を建設・運営するPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業である。
■「彩都(さいと)カーシェアリング」に電気自動車を導入
阪急電鉄(大阪市北区)と阪急不動産(大阪市北区)が開発に参画している、大阪府茨木市・箕面市のニュータウン「彩都」で運営が行われている「彩都カーシェアリング」の自動車の一部に、12月1日より電気自動車が導入される。なお、電気自動車は平成23年を予定しているの「ジオ彩都いぶきの森」竣工後、同物件に配備される予定である。