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九州旅客鉄道 JR「博多」駅の新駅ビルが平成23年3月3日に開業 博多阪急をはじめ約200の専門店が出店
2010.12.06 11:28
九州旅客鉄道(福岡市博多区)は11月17日、九州新幹線の全線開通に合わせ開業を予定しているJR「博多」駅の新駅ビル「JR博多シティ」を、平成23年3月3日に開業すると発表した。
「JR博多シティ」は百貨店ゾーン、個性的な専門店ゾーン、日本最大級のレストランゾーン、屋上庭園、イベントホールや会議室といった文化施設を備えた、九州の新たなランドマーク施設を目指している。同社によると、施設名は、博多がこれからも福岡・九州・アジアとともに発展し、同施設がその一翼を担いたいという想いが込められている。
同施設の規模は地上10階地下3階、延床面積は約20万㎡で、メーンテナントとなる百貨店の「博多阪急」は売場面積が約4万㎡、また、複合商業ゾーンの「アミュプラザ博多」には「東急ハンズ」をはじめ、約200の店舗が出店し、売場面積は約4万2000㎡となっている。同社では売上高目標として、「博多阪急」を370億円、「アミュプラザ」を300億円、地下のレストランゾーン「博多1番街」を20~30億円としている。