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全国資産保全支援ネットワーク 全国中小ビルオーナー支援団体発足 発足にあわせ会長である稲垣氏は著書出版
2010.12.13 17:48
11月29日、元赤坂の明治記念会館で、全国資産保全支援ネットワークの設立及び出版記念祝賀会が行われ、150名以上の来場者が参加した。
全国資産保全支援ネットワークとは、不動産オーナーによる、不動産所有者の自立を支援する会員組織である。主な活動は、不動産経営に必要な情報の配信と各専門家の斡旋、ネットワークの構築など。
当日は瑞宝興業(東京都渋谷区)の代表取締役である稲垣俊勝氏の会長就任と、同氏が執筆した「固定資産税の暴走を止めろ」(合同フォレスト発行)の出版が発表された。同書は稲垣氏が自ら不動産経営者として、不動産業における現場の視点から、土地税制について語られた内容となっているとのこと。稲垣氏は「近年土地・不動産を取り巻く環境は多様化している。そのような中で、不動産オーナーは待ちの姿勢ではなく積極的に動くべきである。当法人の設立と本書の出版を通じて、不動産オーナー達が、情報を共有し、刺激を受ける場となれば嬉しい」と語った。また、同団体によると同日の団体設立と同時にオーナーを中心とした入会申込みが殺到しているとのこと。