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UR都市機構 港北ニュータウンにおいて「低炭素モデル街区」を実施

2010.12.20 16:31

 UR都市機構(神奈川県横浜市)は、低炭素社会の実現に向けて、「低炭素モデル街区」の第一弾を政府から「環境モデル都市」に選定された横浜市の港北ニュータウンにおいて実施することを発表した。
 CO2排出削減量については、本年1月から5月にかけて開催された、有識者・エネルギー事業者・住宅事業者・国による検討の場「郊外における低炭素まちづくり検討会」において、「地球温暖化対策に係る中長期ロードマップに位置づけられている、日々の暮らしの『2020年における対策・施策の姿』を具現化するには、戸建住宅のCO2排出削減量は70%(平成2年比)が妥当との取りまとめ結果が出されてことから、「低炭素モデル街区」において、「CO2排出量を70%以上削減する」ことを条件としていた。
 今回のモデル街区の実施においては、横浜市都筑区早渕の港北ニュータウンにおいてUR都市機構が約4600㎡の土地を民間住宅事業者に譲渡し、民間住宅事業者は道路整備、住宅建設を行い、平成24年頃の完成を目指す。さらに今後は他の地区においても募集を行うとしている。




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