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ジェイアール東日本都市開発 高架下にものづくりの良さ伝える商業施設オープン 地元の有名店など合計32の店舗構成
2010.12.27 15:52
ジェイアール東日本都市開発(東京都渋谷区)は10日、JR「御徒町」駅から「秋葉原」駅にかけての高架下に、「ものづくり」をテーマとした商業施設「2k540AKI-OKA ARTISAN」をオープンした。
同施設には合計32のアトリエやカフェなどが入居。これまで駐車場として利用されてきた高架下のスペースをリノベーションして今回のオープンとなった。施設名にもある「2k540」は鉄道用語で、「東京」駅から2・54kmの距離に立地していることから名付けられた。主な入居テナントとしては、平成16年に台東区が開設した「台東デザイナーズビレッジ」の卒業生で、自身のブランド「ヒロコレッジ」を手がけるデザイナーの高橋理子氏の攻防「タカハシヒロコベース」や、東上野で50年以上にわたって革財布を制作する「ミック」、今回商業施設初出店となる「やなか珈琲店」など。
同施設は「見る」、「買う」といった従来の商業施設の機能に加えて、ワークショップなどを頻繁に開催することで、ものづくりの楽しさを伝えるとしており、平成23年夏を目標に第2弾の開業として約20のショップ・ブランドの入居を予定している。