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ヒューリック 「大井町」駅前の再開発ビルを取得

2011.01.10 10:26

家電量販店中心に様々なテナントが入居 ホール・会議室で構成される区施設も
 ヒューリック(東京都中央区)は平成22年12月22日、品川区東大井の「大井町再開発ビル1号館・2号館」を信託受益権にて購入する売買契約を締結したと発表した。
 2棟の物件には現在入居中の家電量販店「LABI 品川大井町店」にデジタル館、生活館のほか、スーパーマーケット・カフェ等が出店しており、売場面積約5500坪を有する「大井町」駅前の拠点施設となっている。「大井町再開発ビル1号館」の規模は地上10階地下3階で、敷地面積は5054・56㎡、延床面積は4万945・05㎡となっている。また、「大井町再開発ビル2号館」の規模は地上8階地下2階で、敷地面積は2072・55㎡、延床面積は1万5444・28㎡となっている。
 同社によると、今回の2物件の取得はポートフォリオの多様化を図る目的によるものであり、オフィス物件を主体とする同社の投資方針に変化はないが、同物件のように都心エリアの好立地の商業物件についても、投資対象の選択肢と考えているとのことである。また、「大井町再開発ビル1号館」は品川区との区分所有になっており、区施設の「きゅりあん」は1000席以上の大ホールや大小の会議室で構成されている。




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