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安田不動産/ほか 神田淡路町の市街地再開発事業 街区・建物名称は「WATERRAS」 「歴史の承継と緑の豊かな空間づくり」がコンセプト
2011.01.17 16:35
淡路町二丁目西部地区市街地再開発組合および参加組合員である安田不動産(東京都千代田区)、東急不動産(東京都渋谷区)、東京建物(東京都中央区)が千代田区神田淡路町で施行している「淡路町二丁目西部地区代一種市街地再開発事業」について、13日に街区・建物名称が発表された。
街区・建物名称は「WATERRAS(ワテラス)」で、賑わいと潤いのある魅力的な街づくりを目指した同事業は、「歴史の承継と水と緑の豊かな空間づくり」をコンセプトに、複合要素を備えた施設と循環をテーマにした緑豊かなオープンスペースを計画している。また、発表によると「WATERRAS」という名称には、「輪(コミュニティ)を照らす」、「ワ(和)+テラス(段丘)」、「WATER(水)+TERRA(地球)」の意味がこめられているという。
同事業は本体棟とアネックス棟の2棟で構成される北街区と、保育所や福祉施設が入居する公益施設が所在する南街区に分かれており、北街区全体の敷地面積は約1万416㎡、延床面積は約12万9000㎡。本体棟の規模は地上41階地下3階、アネックス棟の規模は地上15階地下2階となっている。